ぼくの背中には、羽がある。
ぼくの背中には、羽がある。
ぼくの背中には、羽がある。
そう唱えると、
さー、、、雨の降るような音がしたて、羽が、少しずつ、ひらいてくる。
羽は、水の粒でできていて、光を分光して、7色の虹色の羽になる。
昔、弟が、 「虹の見方しってる?」 と、僕に聞いた。
知らない、と答えると、 「太陽を背に、前をみるんだ。霧のような雨が、つまり、水があれば虹がみえるよ。」 と、いった。
虹は、物体ではなかったんだ。
その時、初めて、ぼくは知った。
そして、ぼくは、虹が好きすぎて、虹を見る旅にでた。
たくさん、たくさん、虹をみた。
昼にも、夜にも、虹をみた。
すると、ある時、ぼくの背中に、虹の羽ができた。
ぼくの背中には、羽がある、、、 そう唱えると、雨の降る音とともに、ぼくの背中に、羽がひろがる。
ふわっと。
太陽でも、月でも、星でも、なんの光でも、虹ができるんだ。
ああ、なんてすてきなんだろう。
このまま、どこまでも飛んでいける。
君のところへもいけるよ。
そして、また、いっぱい話しをしよう。楽しい話し。
地球に愛を贈る話し。
楽しい出来事。
つらい出来事。
起こる出来事、全ては、ぼくたちへの、贈り物だという話し。
空に光が、小さな雨が、ほんのすこしの風が、地の香りがしてきたら、目を瞑ってよ。
目をひらいたら、優しい雨の音とともに、数え切れない水の粒でできた虹の羽があるぼくがいるからさ。
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