いわずと知れた 宮沢賢治の小説の扉絵を
イメージして描いた。

宮沢賢治の小説の世界が好きです。

ほとんど 夜の中での話なので
青で描きました。

ゴーシュは、町の活動写真館で
セロを弾く係でした。

けれども あまり上手でないので
いつも楽長にしかられていました。

今度、町の音楽会へ出す
第六行進曲の練習を
みんなでするのですが、
楽長は ゴーシュのところで演奏を中止して
おこります。

他のみんなは 気の毒そうにしています。

実は、ゴーシュも悪いのですが、
セロもずいぶん悪いのです。

ゴーシュは 家に帰り
セロの練習をします。

そこに 三毛猫が、
次の日には かっこうが、
次の日には 狸の子が、
次の日には 野ねすみが。

彼らと関わることで
ゴーシュのセロ弾きは
変わっていきます。

繊細な 宮沢賢治の文章、感情の表現が
すきです。

 

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