5.15は、レムリア大陸が沈んだ日だと、聞いた。
かの有名なアトランティス大陸より、
500年早く、しずんだのだそうだ。
タイタニックの映画の船が沈むシーンや、宮沢賢治の銀河鉄道の夜の話しの中で、家庭教師と、幼い兄弟が銀河鉄道に乗ってくるところがある。
彼らが乗った船が沈むのだが、そこを彼が淡々と語るシーンがある。
レムリア大陸が沈む風景を、
それと重ねて、連想する。
大陸が沈むんだから、そんなもんではないんだろうけど。
地球は、46億年も前に誕生して、46億年後の今にいたるまで、その上で起こることを見続けてきたんだろうか。
地球は、繰り返し起こる出来事に、何を感じるのだろう。
人は、人になる前の、
小さな細胞だったころから、進化し、今の人類があるのなら、わたし達は、大木の枝の、その末端であることになる。
だったら、この身体は、全ての歴史の記憶を持っていることになる。
そして、地球の成分から出来ているということは、宇宙の記憶さえ、内包しているかもしれない。
忘れているだけなのだ。
ある日、卵に、宇宙から、わたしが入って、映画がスタートする。
わたしは、宇宙からきた光だ。
地球で、身体を持って、体験したいことがある光。
わたしが、創る、わたしの世界。
わたしの中にある地球。
わたしが、創る、地球。
わたしの記憶でもある。
だったら、新しい世界を創造すれば、新しい世界があらわれる。
レムリアが沈んだ今日。
わたしの中にある責任を受け止め、
新しい世界を創造していく。
のらりくらりと生きてきた。
それなりに、一生懸命いきてきたものの、
言い訳をして、
他のことのせいにすることで、
逃げてきたことも多かった。
こころがいたい、と、
立ち止まり、
気づいた。
気づいたことは、それも、これも、全部、自分が、選んで、創ってきた世界なのだ。
それでも、やっぱり、今が好き。
だから、わたしで、進むのだ。
MAY THE GREAT SPIRIT BE WITH US ALL.